理念
キリスト教の愛の奉仕の精神
隣人愛をもって地域の人々の自分らしい生活を支える奉仕の精神を基本理念として運営します。
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自らがすべてに感謝する事を忘れず、唯一の存在である一人一人を大切にします。
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地域の人々の自分らしい生活を支え、共に最善の利益をまもることができる存在となるよう支援します。
創設者メッセージ

福祉活動への思い
「保育園の開設と子どもたちの育ち」
1952年、「女の人が働かないと食べていけない」とか、「両親がいても父親が出張で留守となり、看護婦である母親が夜勤」という、やむにやまれぬ事情のご家庭を少しでもお手伝いできればと、十人程度の子どもを預かったのがきっかけで、キリスト教の愛の心、信ずる心、命の大切さと奉仕の精神をもとに、保育施設を開設しました。開設当初は補助金というものも非常に少なく、運営面も非常に苦しいという時期もありました。今は園児が毎日のように行っている長居公園が整備される以前には、競馬場と競輪場が設置されていました。高度経済成長にともない近隣の住宅化が進み、競馬場は1959年に、競輪場は1962年に廃止されました。さらに住宅化が進むとともに保育園に子どもを預けたいという家庭も増えてきました。
また経済成長を担われた方々も高齢となり、体が不自由になっても、住み慣れた町で暮したいという要望にお応えできるようにと、2000年にはデイサービスセンターながいの里を開設しました。
これからも主に導かれ愛され守られて、地域の方々と手を携え、行政の皆様との協働により、住みよい街づくりのお手伝いができればと願っております。
創設者宮川ヒサ
沿革
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S.27
9月 戦後周辺にしだいに増加しつつあった勤労者家族の乳幼児に対し、キリスト教精神をもって自宅を開放して小家族的な保育園として保育事業を開始する。遊具備品等は殆ど親戚の援助による。園児16名、職員2名。
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S.28
9月 児童福祉施設として認可される。住吉区内の私立保育園第1号。園長・宮川ヒサ、園児定員40名、職員3名、当初から完全給食を実施。
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S.30
0歳児も保育し、軽度の障害児、学童も受け入れる。
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S.31
2月 大阪市私立保育連盟の結成に参画し、理事に就任する。
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S.34
12月 園舎として初めて乳児室を新築する。
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S.36
4月
増員認可。定員60名(乳児30,幼児30)職員6名。
財団法人長居保育園設立認可される。理事長宮川ヒサ。
9月
第二室戸台風により園舎が半壊状態になる。この災害復旧のため国と市の補助金、大阪府と市の見舞金、その他見舞金と予備費により建物補修工事を行う。 -
S.37
8月 保護者による建築委員会が発足する。
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S.38
4月
保護者の親睦と園への協力のため保護者会が発足する。初代会長・大賀丈夫氏。
事業御奨励の思召をもって御下賜金を賜る。
5月
開園10周年記念事業の一つとして園舎の増改築を計画し、この日、大阪東教会・久保善美豊牧師司式のもとに鍬入式を行う。 -
S.39
2月 開園10周年記念式典と園舎新築落成式を挙行する。鉄筋コンクリ-ト2階建。その財源として補助金と公の借入金がほぼ内定していたが、直前にその大半が他の施設に振りかえられたので、やむなく親戚などを巡り資金を頼み、費用の大半をそれによって賄った。
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S.40
2月 園舎改築落成する。鉄筋コンクリ-ト二階建。財源=お年玉年賀ハガキ寄付金、府社会福祉議会より借入金、その他。
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S.41
4月
留守家庭児童を守るため学童保育を正式に開始る(カギっ子対策)定員10名、職員1名。
増員認可。定員90名(乳児45,幼児45)職員11名。 -
S.42
4月 増員認可。定員120名(乳児60,幼児60名)職員14名。
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S.43
4月 増員認可。定員150名(乳児75,幼児75)職員20名。
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S.44
4月 乳児保育を重視して職員25名(乳児90,幼児60)留守家庭児童対策事業(学童保育)定員30名、職員2名。
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S.45
3月
園舎増築落成する。鉄筋コンクリ-ト二階三階。財源=大阪市補助金、競輪公益資金補助金、府社会福祉協議会貸付金、(全国)社会福祉事業復興会貸付金、その他寄付金。
4月
増員認可。定員180名(乳児100、幼児80)職員30名。 -
S.46
5月
増員認可。定員210名(乳児100、幼児110)職員31名。
小型交換機により電話受話器を園内数カ所の部屋に設置。
7月
琵琶湖”セツルの家”始まる。(非公式には昭和44年頃から)
9月
第二園として乳児センタ-を併設し、1才児、2才児を分離する。定員60名、園長・小泉忠子。財源=大阪市補助金、府社会福祉協議会貸付金、社会福祉事業振興会貸付金、その他。 -
S.47
10月 創立20周年記念式典を挙行する。
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S.49
3月
児童火災警報設備一式を設置する。
4月
青少年健全育成のためのボ-イスカウト団の設置に協力し、活動の場を提供する。 -
S.50
3月
調理室改造工事を行う。
8月
園舎増築落成する。鉄骨造三階。 -
S.52
2月
園舎改築落成する。鉄骨造3階建。
4月
園内一斉放送設備を設置する。 -
S.53
6月 電話受話器を全室に設置する。
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S.57
5月
電話受話器を全室に設置する。
6月
調理室改造工事を行い、新しい設備を設置する。
園歌を制定する。
11月
創立30周年記念式典を挙行する。保護者OB会発足、記念植樹。 -
S.59
3月
法人改組し、社会福祉法人柿の木福祉の園が設立認可される。理事長・寺嶋久男 他理事7名、監事2名。
10月
事務室・園長室増築落成する。 -
S.60
総刺繍・園旗を作成する。
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H.1
3月
ファクシミリを設置する。
11月
児童問題のアジア・ソ-シャルワ-カ-日本研修プログラムの一環としてフィリピンから女性ソ-シャルワ-カ-の研修訪問を受ける。 -
H.3
4月
職員の土曜日交代公休(4週5休)を実施開始する。
10月
留守家庭児童対策事業(学童保育)を市の子どもの家事業に切り替える。 -
H.4
3月
卒園児累計1310名(含・平成3年度)
4月
毎月のお誕生日会に地域のお年寄りを10人位ご招待し、昼食とお楽しみの交わりを持ってもらう。
12月
保護者会との共催で在園児親子と記念祝賀会を開催する。 -
H.5
2月 創立40周年記念式典と感謝会を開催する。
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H.6
4月
大型「総合遊具なかよしランド」を購入設置。
10月
民間社会福祉施設職員等海外研修に保母一名を派遣する。 -
H.7
7月
阪神・淡路大震災では幸いにも被害が少なく建物も持ちこたえる。
阪神淡路大震災による被災児童として神戸市と芦屋市から0歳児2名を受け入れる。 -
H.8
11月 病原性大腸菌O-157対策のため大型冷凍庫購入補助を受ける。
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H.9
4月
宮川ヒサが皇居にて勲五等寶冠章を受ける。職員の早朝お祈り会を始める。
9月
厨房オーブン及び大型冷凍冷蔵庫を取り替え整備する。 -
H.10
10月 民間社会福祉施設職員等海外研修に保母一名派遣。
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H.11
4月
子育てひろばかきの木(子育て支援)を開始する。毎週水曜日午前。月一回保健婦の相談。
10月
保育園正面玄関壁面全面塗装と花壇を整備する。 -
H.12
2月
地域の方々や保護者の皆様との交流を目的にインターネットホームページを開設する。
10月
民間社会福祉施設職員等海外研修に保育士一名派遣。
保育園内一斉放送設備を取り替え整備する。
12月
長居西地域在宅サービスステーション「ながいの里」オープン -
H.13
8月
児童用トイレを全面改修。調理室の一部も改修。
9月
園児・職員等の安全確保のため、カラーカメラ付インターホンを整備。 -
H.14
3月
国等の補助により府警察本部110番直結の非常通報装置を整備。
第50回卒園式・卒園児累計1、795名。
11月
創立50周年記念式典を挙行する。 -
H.15
4月 長居保育園の分園として「すずらん」を開園する。
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H.18
2月
長居保育園園舎解体・新築工事開始
6月
新園舎定礎式
居宅介護支援事業所が認可される。 -
H.19
3月 長居保育園新園舎竣工式
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H.20
3月
乳児センターの非常階段等の整備を行う。
4月
延長保育(7:00~20:00)開始 -
H.22
4月
乳児センターの分園として「こすもす」を開園する。